いよいよと言う時に限って、彼が途中で萎えてしまった経験ってありませんか? そんな時、ふたりの間には気まずい雰囲気が流れ、女性側はがっかり、男性側はうまくできない自分を責めて落ち込んでしまいますよね。
そんな時、「もういい!」「最低!」などと言ってしまうのはもってのほか。また、「どうしたの?」「疲れてる?」という言葉も男性を傷つけてしまうので避けた方がいいでしょう。
では、そんな時彼に何と言うのが一番よいのでしょうか?
性科学者キム・ミョンガン氏の著書『幸せのラブ&セックス』によると、男性が途中で萎えてしまった時、女性は男性に、
「そばにいれるだけで幸せ」
「じゅうぶん気持ちよかったの」
「私、安心したからもう寝ようよ~」
と言った言葉をかけるのがいいそうです。なぜなら、「男性は途中で萎えてしまった時、恥ずかしくて落ち込みそうだったり、とにかく放っておいてほしいもの」とキム先生。
つまり、“気にするに足りないこと”“現状で十分満足している”ことをポジティブに伝えるのがポイントなのですね。そうすることで、男性の傷つきやすいプライドを守ることができ、かつ気まずくなることなくその場を丸くおさめることができます。
そこから考えると、途中でダメになってしまった時は、無理に盛り返そうと頑張るのも避けた方がよいでしょう。なぜなら、頑張ってもまたダメだった時の彼の精神的ダメージは更に大きくなってしまうからです。
一度ダメになったら、潔く諦めて彼にぎゅっと抱きついて寝てしまうのもひとつの手です。そして彼に寛大な態度で接することで、次回のセックスのプレッシャーも軽くなるので、“萎える → プレッシャー → 更に萎える”という負のスパイラルにも陥る、という二次的な被害も防ぐことができるはず!
いかがでしたか? 彼が失敗してしまっても、優しく“気にしない”フリをしてあげることと“満足”と伝えるが彼の救いになるのです。もしそんな状況になった時は是非、実践してみてくださいね!
【性の対処法】
【参考】
※ キム・ミョンガン(2006)『幸せのラブ&セックス』 ヴィレッジブックス